2018年11月17日土曜日

環境教育は普段の暮らしの中から。

●環境教育は日常的な消費者教育から。 環境教育で必要なのは、日々の暮らしの中での取り組みである。 自然体験学習は、自然の恵み、大切さ等を知る「気付き」(きっかけ)になるも、一時的な パトス(気分)どまりで、継続的なエトス(持続)に成り得ないのが現状なのでは、と。 環境教育とは、課外活動・遠足のような非日常的な取り組みではなくて、日常的な日々の 暮らしの中(生活者として)で育まれるものではないか? 消費者・生活者としてモノを購入、エネルギー消費、ごみの扱い方等と日々の暮らし・日 状的な活動の中での学習が求まられている。 日本では、欧州型のグリーンコンシューマ(緑の消費者)が拡大しないって理由のひとつに もなっている。 時たま実施する内閣府の国民のアンケート結果を見てみても絶対的に多くの人たちが「環 境問題は大切なこと。とても関心もっている」けれど、日常生活レベルでは大半の人たち は何もやっていない。ゴミの分別程度が現状なのだ。 かってドイツで環境教育の現場を見学した時。 担任の先生がコンビニで購入して来た商品について、子ども目線で「環境に良いか悪いか」 等と消費者として商品購入の姿勢を求めていた。