2018年12月31日月曜日

電気自動車は、時代の「あだ花」か?

<ルノー・日産・三菱、ゴーン逮捕で電気自動車の勢い衰退…。>

2017年は「新世代の電気自動車(EV)の時代突入」なんて話題になったEVだが、このところその勢いは大きく後退している。
EV推進母体のルノー・日産・三菱自動車連合亀裂、ゴーン逮捕が大きな要因になっている
のは確かなようだ。
それ以上にEV車には弱点が少なくないのだ…。

EVは、走行中に二酸化炭素CO₂を出さない。燃費はガソリン代3分の1以下。加速もスムーズだ。「値段や航続距離といった課題が克服されれば、一気に普及…」と、世界の自動車メーカーその他は勢い付いた。

EVは、主要な構成部品は電池、モーター、制御ユニットさえ入手出来れば、誰でもEV創りに参入可能だ。

一方従来の自動車は、これまで内燃機関(ガソリンエンジン)の改良に注力してきた。
その開発の技術者は「一応移動手段としてEVに関心あるけれど、主流にはならないんじゃない…。電力会社が喜ぶだけ」と冷ややか。

EV対内燃機関。遊園地のゴーカート対乗用車の違いはある?

「新世代クルマ? EVよりも航続距離が長く、充填時間がガソリン車並みの水素燃料電池で動くクルマだと。私事だが、来る時代は水素文明時代だ」
そう言えば、EVオートバイ乗る友人の話だと、充填時間2時間、航続距離20㎞、電気代15円。
「しかも充電スポットが少ない。長距離は不向きだね」だって。
そんなこんなで、現在EVは、走る距離、時間が、ある程度想定できる運搬・移動車として利用されている。例えばゴミ収集車や郵便回収車、巡回バスとか。

現実はシビアだ。
EVは、果たして乗用車に代わる時代は、まず来ないだろう…。時代のあだ花なのか?

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