Wednesday, March 2, 2022

紫外線の影響 1991

紫外線の増大による水中生物の影響を想像を絶するといわれている。米国カリフォルニア大学のデニブ・カレンツ博士は、南極大陸周辺の海中に紫外線に敏感な大腸菌を配置して観察した結果、オゾンホールが大きくなり、紫外線の透過量が増えるにつれて、大腸菌が次々に死んだと報告している。そして、これは海洋中のプランクトンなどの生物が紫外線の影響を受けやすいということを示唆するものだという。

紫外線が20%増加すると穀物の収穫量が20%減少するという実験データが出されている。また、プラスチックや塗料などの資材にも、毎年20億ドルの損害が発生すると予測されている。

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