Wednesday, August 24, 2022

パスカルの賭け - 人類は気候変動の原因なのか?

この夏、ヨーロッパでは熱波の影響がひどいと言う。 今世紀に入って、起動変動(地球温暖化)は激しくなっている印象がある。 しかし、人間の活動は気候変動の原因なのか?という意見もある。 環境問題のインセンティブ確保の問題と重なって、気候変動の原因は人間ではない、という声も根強い。 「パスカルの賭け」という話がある。 数学者のパスカルが提唱したと言われる概念で、神を信じるかどうか?に関係する。 端的に言うと、こうだ。 神様を信じていて、実際に神様がいなくとも失うものは少ない。 しかし、もし、神様がいるなら、神様がいると課程して行動することで得るものはとても大きい。 これは環境問題にも当てはまる。 「人間が気候変動の原因である」と信じて活動して、実際に人間が気候変動の原因ではなくとも、失うものは少ない。 実際、人間が気候変動の原因であれば、将来世代を通じて、得るものは非常に大きい(破滅的な損失を避けることができる)。 人間は地球の未来を完全に予測できない以上、自らの知識の非対称性を受け入れる必要がある。 「パスカルの賭け」が地球環境問題に示唆することは大きいのではないだろうか?

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