北海道札幌市における医療廃棄物不適正処理問題 - 2011年1月
北海道札幌市で、不適切に処理された約10トンの医療廃棄物が公共の場に放置されていることが発覚しました。放置された廃棄物には、約5000本の注射器や血液付きのガーゼ、約200袋の使用済み手袋など感染性廃棄物が含まれ、空き地や倉庫跡地を中心に発見されています。これにより、周辺住民約300世帯に感染症のリスクが及ぶことが懸念されています。調査の結果、病院や診療所など5つの医療施設が廃棄に関与していることが判明しました。
札幌市は緊急対応として、廃棄物の除去作業を開始。これまでに約7トンが処理され、消毒作業も実施されています。未処理分の廃棄物処理には約3000万円の費用が見込まれており、市は予算を確保する方針です。また、廃棄に関与した医療施設には罰金総額2000万円が科されました。
再発防止策として、市は医療廃棄物の適正処理を徹底するため、医療施設を対象にした講習会を年4回開催。また、市内に啓発ポスター1万部を配布し、住民への注意喚起を実施。これにより、医療廃棄物の適正管理の必要性が広く認識されつつあります。この問題は、感染症リスク抑制と廃棄物管理の強化の重要性を示しています。
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