昨夜も遭遇したハクビシン(写真、左下)。
最近わたしの住い周辺に棲みついたらしい。
また在来種アライグマ(写真、右下)も都内で生息域をを広げ、各所で目撃されている。
新聞報道によると、人気ペットとして大量輸入されて飼われ、その後逃げたり
捨てられたりして、都市環境に適応。野生化して増殖中した、と。
各地域の行政は、あの手この手で駆除大作戦を展開している。
身勝手な人間によって、ここにも多くの野生動物が駆除されている。
有識者いわく「外来種の繫殖力は強い。日本の在来種の危機、徹底した捕獲 が必要だ」と。
棲みやすい棲みか作って、誘引する環境を作っておきながら、つられてやって
来た動物が人間世界に害を与えるから、邪魔っけだから駆除してしまうって短
絡発想。お山の大将発想…。
地球の上に生きとし生けるモノは人間だけではないのでは?
東京都担当者「自然消滅は期待できない。捕獲をすすめる一方で、生ごみをき
ちんと管理し、屋根や床下のねぐらになる環境を減らすといった対策の啓蒙を
続けたい」と、まともな発言もあったけれど…。