Tuesday, November 6, 2018

「木の引き取りサービス」ってニュービジネス。

●「木の引き取りサービス」の事業発想、スゴイ!  過日TVニュースを観ていたら、ユニークな仕事として紹介されていた。  その名は「木の引き取りサービス」なるものだった。期待の第三次産業を  切り拓くニュー環境ビジネスとして、わたしは注目される。紹介されてい  た番組内容は、こうだった…。  再開発で道路拡張によって戸建て住宅からマンションへ移り住むことを余  儀なくされた高齢の婦人。ここで困ったことが発生した…。  亡くなった旦那さんと共に過ごした住宅の庭に紅葉した一本の樹木。想い  出深いこの樹木を伐採して処分するのは、婦人としては余りにも悲しくて  やりきれない気持ちいっぱい。  そこで登場したのが、この「木の引き取りサービス」だった。婦人の深い  想い出をしっかりと受け止めて、旦那さんと婦人を取り結ぶ樹木を、まず  引き取って造園業の自社の敷地に植え替える。  婦人と一本の樹木、そして造園業・植木職人のやり取りを紹介していた。  植え替えられた紅葉に染まった樹木は、現在持ち主の婦人からバトンタッ  チして引き取ってくれる次のひとを待つというところで、番組はジ・エン  ド…。  この「木の引き取りサービス」へ一部業態変化させた造園業・植木職人の  売上高は口コミで、ナント倍々業績が続いている。  再開発で次々と伐採され捨てられる樹木の行く末。植木職人・造園業の業  態変化。環境ビジネスの期待される第三次産業の市場開拓の新たなアイデ  ア、三方ウイン満載の番組だった。