2020年1月23日木曜日

雑魚・未利用魚を市場需要で、注目!

「リサイクルは製造業である」ってのが持論だ。
材料とする廃棄物を回収する入口、その量に見合った工場ラインの中間、製品が
商品として市場へ出ていく出口。これら入口、中間、出口が適正に機能してリサ
イクル事業が成立する。リサイクルは補助金頼り等の「特殊な事業」でないのだ。
今回の不用品扱いされている残魚が需要と供給の上で商品として流通している。
ましてや資源小国である我が国にしてみれば、不用品として捨てられている廃棄
物も立派な資源であるって発想が不可欠だ。
大型スーパーも見向きもしない雑魚を商品として流通させて商売にしている事例
を各地に拾ってみた。
都市型消費者エゴに振り回される「安かろう」の大量生産されるモノでなくて、発
想の転換、地域の知恵を活かした何の変哲もない漁港の大衆食堂に行列できて、そ
こで出す残魚もその土地香りいっぱいのすしや漁鮮カレー等々用途多彩だ。地域で
は「地産地消」好事例になっている。
日本周辺には4000種以上の魚群がいる。うち日常的に食卓に乗るのは数十種だと言
う。

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