Saturday, June 28, 2025

「数字が語る大変動の風景 ― 環境変動と人類の未来」―2025年頃

「数字が語る大変動の風景 ― 環境変動と人類の未来」―2025年頃

地球規模の変動が、私たちの足元から静かに進行している。国際移住機関の試算では、今後30年で約15億人が環境難民となり、最大35億人が「住めない場所」に追いやられる。地球温暖化により、気温50度超の日数は過去30年比で11倍。アメリカでは2050年までに毎年50万戸が浸水し、2410億ドル相当の資産が消失すると見積もられている。

異常気象による国内移動者も激増。2020年の米国では170万人が住居を失い、2018年の8倍となった。バングラデシュでは1億3000万人、中国で5億人、インドでは10億人が強制的な移動を迫られる可能性がある。ジャカルタは毎年25センチ沈下し、2050年には機能移転が避けられない。

一方、先進国では人口減と高齢化が進行。2100年までに13か国で人口が半減、北米と欧州では高齢者が3億人超に。2050年には100人の労働者が43人の高齢者を支える社会が現実となる。これらの数字は、未来ではなく今という時間の地層に刻まれている現実である。

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