Wednesday, October 21, 2026

夜の街に残る青い吐息 青江三奈とミリオンセラー 1966-2000年

青江三奈は、1966年に「恍惚のブルース」でデビューし、低くかすれたハスキーボイスによって独自の歌手像を確立した。資料でも昭和歌謡を代表する歌姫の1人として取り上げられ、ミリオンセラーと結び付けて紹介されている。 1968年の「伊勢佐木町ブルース」では、印象的な吐息を交えた歌唱が話題となり、日本レコード大賞歌唱賞を受賞した。同年には「長崎ブルース」も大ヒットし、翌1969年の「池袋の夜」でも2年連続となる日本レコード大賞歌唱賞を受賞している。 青江三奈は、ため息を思わせる歌唱と低音の響きによって、夜の街、酒場、別れ、恋の哀感を独自の世界へ変えた。「池袋の夜」はミリオンセラーとなり、その声そのものが昭和の盛り場の記憶と結び付いていった。 2000年に54歳で死去したが、「恍惚のブルース」「伊勢佐木町ブルース」「長崎ブルース」「池袋の夜」などは、その後も昭和ムード歌謡を代表する楽曲として歌い継がれている。

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