Saturday, October 3, 2026

油の行方を変えた会社 ダイセキと再資源化ビジネスの飛躍 1958年-2000年

ダイセキは1958年に設立され、潤滑油の製造と廃油の再生から事業を広げました。1972年には名古屋市で産業廃棄物処理業の許可を取得し、廃油や汚泥を単に処分するのではなく、再生燃料や資源として生かす方向を強めていきます。1995年には株式を店頭公開し、1999年8月には東京証券取引所と名古屋証券取引所の市場第二部へ上場しました。当時の環境ビジネスレポートは、産業廃棄物中間処理事業者として初の上場と紹介し、環境部門が事業の中心を占めていたと伝えています。最終処分場の不足が問題となるなか、廃棄物の減容化と再資源化を成長分野として捉え、土壌汚染調査などの環境分析や新しい処理技術の研究開発にも乗り出そうとしていました。廃棄物を不要物ではなく資源として見る発想が、環境対策と企業成長を結び付け た事例です。

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