2020年3月14日土曜日

環境ビジネスについて

エコビジネスネットワークからのノイズ

「21世紀は環境の世紀」である。
自然環境の劣化は地球規模で拡大している。

●国際的視野からは
地球上に生きとし生ける生物は人間だけではない。その人間が自身の果てしない欲望を開発路線の延長線上に、今のモンダイ、人間のおごりが顕在化している。気候変動・温暖化を招いている。新型コロナウイルス、アフリカ大陸に発生したバッタの大群が東アジアまでやってきている。その他、色んな分野で人間以外の生物が「人間のおごり」に警鐘を鳴らし始めた。新型ウイルス感染以外にも「パンデミック」はすでに始まっている。
しかし人間は、遥か遠い昔から共生・調和してきた人間以外の生物に対して死滅・撲滅にホンローしているのだ。それどころか人間同士が、武力によって領土、領空、領海などの線引きを繰り返している。わたしらに求められているのは決してそれら生物との対決ではない。共生と調和なのでは、と。
人間のおごりの上に作られた経済指標GDPの見直し、まだ見ぬ微生物やウイルス等との付き合い方が求められている。
地球規模で拡がる「地球環境劣化」に人類・人間は真摯に取り組む時期にきている。

●日本国内の視点からは
戦前・戦中・戦後、そして「令和」現在。今も変わらないエネルギー・資源小
国なのが日本だ。未だに経済指標が従来型GDP。それを経済成長の物差しにしている。しかも何かと「再生可能」(再生可能の前に「同世代、及び将来世代、途上国の子ども」等言葉が入ることを念頭に使っていない)なんてふるい古い御題目を吐いている。原発等も造り放し、使い放しで、後始末しない。モノを作ると言うことはモノの行末も考えることなのでは、と。「安全・安心」の確保の前提なのだ。
資源は見える関係の地産地消の確保。国が命題とする資源・エネルギーについては環境のフィールド内で創出すると考える。再生可能エネルギー、リユース・リサイクルを軸とした資源循環、エコマテリアル(環境配慮型素材)、建築物の700万棟越える改修・補修・リフォーム、パーマネントアグリカルチャ(自然農法・有機農法)、水資源、森林・海洋資源等事業アイテム400は下らない。そこに「新産業」として価値がたくさんある。
わたしらエコビジネスネットワークはそのミッション延長上に「環境ビジネス」を1989年以来、創出してきた。
記)エコビジネスネットワーク 安藤眞


 


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