解体された住宅の柱や梁、管理されなくなった竹林の竹は、かつて廃棄物として処分されることが少なくなかった。しかし、これらを丁寧に回収し、異物を除去して加工すれば、家具、建材、木質ボード、竹細工、堆肥、燃料などへ生まれ変わる。建設発生木材は、建設リサイクル法により、分別解体と再資源化が求められる資材である。 一方、竹は、生活様式の変化や代替品の普及によって利用が減り、放置竹林の拡大や周辺森林への侵入が問題となっている。廃材の商品化は、ごみを減らすだけではない。地域に眠る資源へ新しい価値を与え、森林や里山の整備を促し、回収、加工、販売を担う雇用も生み出す。ただし、輸送費や加工費、品質の安定、安全性の確認が課題であり、地域内で生産と消費を結ぶ仕組みが重要となる。
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