Tuesday, December 17, 2024

日中環境保護協力の歴史と現状(2007年~2020年代)

日中環境保護協力の歴史と現状(2007年~2020年代)

2007年、温家宝首相と安倍晋三首相の会談で「環境保護協力の一層の強化に関する共同声明」が発表され、NOx削減や黄砂防止、技術移転など10分野の協力が示された。2010年代には、中国の大気汚染防止計画や再生可能エネルギー拡大に日本企業が積極的に参画。川崎重工業や京セラなどが技術供与を進めた。2020年代には、習近平国家主席がカーボンニュートラルを目標に掲げ、日本企業も環境規制に対応しながら中国市場での事業を拡大。地方自治体間の協力も進展し、京都市と西安市が大気改善に向けた連携を実施した。気候変動や大気汚染対策での協力は、アジア全体の持続可能な未来の構築に寄与している。

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