2019年6月21日金曜日

食品産業における有機性排水処理② 外食産業の排水処理1999.03.15

外食産業の排水処理

揚げ物などの処理や食器の洗浄など多量の油を含む飲食店などの業務用厨房では、 保健所によってグリース卜ラップ (油脂分解阻集彙器)を設定して、排水に含まれる生ごみや油脂を分離収集して、直接下水道に流さないようにに義務づけられている。 しかししその維持管理には、定期的に分離した油脂分を定期的にに汲み取ったり、薬品を添加して油脂分を除去する必要があり、 業者に外注ずると ー回3万~5万円ものコストがかかる。そのためそのまま放置しておき、油脂が沈殿槽内で凝集され、 阻集限度を起えて下水や浄化槽に流出するなどのケースが多く、悪臭、食中毒の発生の原因となってぃる。大規模な設備投資や設置スペースの確保が難しい外食産業においては、油分解力を持つ微生物を利用してメンテナンスを容易にした装置や洗浄剤が注目されている。

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