Tuesday, January 1, 2019

人気スーパーマーケットの秘密の裏に…。

<ごみゼロってのは日常性だよね>

友人からの受け売り情報だけれど、ある地域のスーパーマーケットの商売の仕方…。
「安く仕入れて安く売る」つまり底値買いして来て、客が喜ぶ安い値段で売りさばく
って商売の話。

ビックリするほど破格で買ってきた商品を店内に段ボール開封して売っている。
客は段ボールの中から必要な量だけつかみ取って買って行く…。
商品名と値段は段ボールの切れ端にマジックインクですべて手書きだ。
「包装する手間ヒマ不要。それだけお客さんに安く提供できるから…」ナルホド。
レジ袋一切使わない。新聞紙が包装容器代わりだ。客は買い物袋持参。
要は店側にしてみれば、コスト削減。客にしてみれば、その分商品を安く入手できる
のだ。しかも商品以外の余分なごみを持ち帰らずに済む。

営業時間はダラダラとしていない。商品が売切れたら今日の商売はジ・エンド。
「大手スーパーのコスト高になる要因を削っていったら、こうなったんだ…。それで
もちゃんと儲かっている」だって。
品揃えはいまいちなのだが「うちにないものは他で買ってくれ!」と、こーだもの。
「温泉場の大規模ホテル、客をホテル内に抱え込んで、外で金を使わさない商法とは
ウチは違うんだ」とも言った。
こんな乱暴な?商法が地方でまかり通り、地元では以前から大人気店である。

相当以前に取材した米カルフォルニア州のスーパーマーケットでも同じスタイルでや
っていた。ここではレジでの精算は量り売りだった。
「今モンダイのプラスチックの海洋ごみの減少に繋がるよね」と友人。
拝金優先に走らず、普通の商売感覚の中に環境ソリューションの的を得た回答が転がっているのでは、と。

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