青森県・岩手県境の産業廃棄物不法投棄問題
青森県七戸町と岩手県一戸町の県境で発生した産業廃棄物の不法投棄問題は、総量876000立方メートルに及ぶ国内最大規模の事件です。115万トンが青森県側、35万トンが岩手県側に投棄され、建設廃材や汚泥が含まれました。2004年に環境省が原状回復計画を承認し、総事業費922億円で、青森県414億円、岩手県221億円を負担、国が約6割を支援しました。2023年には撤去と土壌浄化が完了し、土地利用や再発防止策が課題とされています。この事例は産業廃棄物管理の重要性を示す教訓となっています。
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