Thursday, June 5, 2025

**独り立ちした日本のロックの象徴――RCサクセション(1980年代)**

**独り立ちした日本のロックの象徴――RCサクセション(1980年代)**
1970年代初頭、日本語でロックを歌うことに対する是非が問われる論争があったが、RCサクセションはその問いに鮮やかな答えを示した。忌野清志郎の明瞭な日本語の歌唱と、仲井戸"チャボ"麗市のギターを軸とする彼らの音楽は、ソウルやロックンロール、ファンクの要素を日本語のリズムに自然に溶け込ませたものであった。「雨あがりの夜空に」に代表される合唱型の楽曲は、観客と一体化する力を持ち、日本語ロックの定着を象徴した。1982年のアルバム『BEAT POPS』はオリコン2位となり、彼らは武道館を埋める存在にまで成長する。清志郎はその個性的なファッションや表現でも注目を集めたが、インタビューなどには寡黙で誠実な姿勢を貫いた。また、RCとは別に"DANGER"といったソロ的なプロジェクトでも活動し、自身の�
�楽観を幅広く展開した。メンバー間の毒舌まじりの掛け合いもまた、RCらしいユーモアの一端であり、バンドの絆の深さを感じさせた。RCサクセションは、単なる流行にとどまらない、日本のロックの自立と成熟を体現する存在だった。

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