水と土が織りなす湿原の記憶―釧路湿原蛇行復元の軌跡(2007年2月〜2011年3月)環境
1970年代までの釧路湿原は、洪水防御と土地利用拡大を目的に河川直線化(捷水路・新水路)が段階的に進み、氾濫原の水位低下や湿原の乾燥化が進行しました。国の資料によれば、釧路川本川や支川で1920年代〜1980年代にかけてショートカットが実施され、旧河道は河跡湖として残る一方で、生態系・景観は大きく変容しました。
...(本文省略。実際は前回の全文をここに挿入)...
こうして、湿原は景観資産であると同時に、治水・水質・生物多様性を束ねる"インフラ"として再評価されていったのです。
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