2000年に電力小売りの部分自由化が始まり、株式会社日本電力はコージェネレーションシステムを利用した新たな売電事業を展開しました。創業者の飯島勝三氏は、国内初のコージェネレーション導入者であり、彼の実績と信念に基づいて再起を図ります。同社の事業モデルは、ディーゼルエンジンなどを用いた発電設備をクライアントの敷地内に設置し、その電力と熱エネルギーを提供するもので、従来の電力コストを約4割削減できる点が強みです。また、エネルギー効率は従来の電力システムの30%に対し、コージェネレーションは70~80%と非常に高く、顧客にとって大幅なコスト削減が可能です。日本電力は病院や工場を主なターゲットとし、年度内に6億円の売上を見込むほか、今後はさらなる拡大と東証上場を目指しています。
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