中国・賀州市 - 超々臨界石炭火力発電所の進展

中国・賀州市 - 超々臨界石炭火力発電所の進展

2011年12月、Jパワー、三井物産、日本政策投資銀行は、中国広西チワン族自治区賀州市に位置する超々臨界（USC）石炭火力発電所プロジェクトに参画。この発電所は100万kW級のユニット2基を備え、総出力200万kWを達成。USC技術の採用により、高い熱効率とCO2排出削減を実現しています。2012年には1号機と2号機がそれぞれ商業運転を開始。2020年代には中国全体で石炭火力発電の建設が続く一方、再生可能エネルギーの普及に伴い、新規許可数は減少。賀州市の発電所は南部地域の電力供給を支えつつ、効率化と環境配慮を重視したモデルケースとして注目されています。