コートジボワール・有害廃棄物不法投棄事件-1997年12月
1997年12月、コートジボワールのアビジャン港で約1020トンの有害廃棄物が不法に投棄されました。廃棄物には硫酸(60%)、フェノール(15%)、有機塩素化合物(10%)などが含まれ、住民約26000人が健康被害を訴え、1000人以上が治療を受けました。少なくとも15人が急性中毒で死亡したとされています。処理には国連環境計画(UNEP)などが約300万ドルを拠出し、約80000立方メートルの汚染土壌を除去しました。この事件は、ヨーロッパとコートジボワール間の廃棄物処理コスト差を悪用した結果であり、バーゼル条約の規制強化を促す契機となりました。その後、同国では有害廃棄物輸入が全面禁止され、管理体制が改善されました。
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