Sunday, September 27, 2026

海の底に、貝殻の居場所を 本間コンクリート工業の魚礁づくり 2010年-2017年

カキの身を取り出した後に残る殻を、海の生き物のすみかに変えられないか。新潟市の本間コンクリート工業は、カキ殻を混ぜた海中用ブロックを開発しました。2010年の資料は、魚などが身を寄せられる形状を工夫し、海藻が減る「磯焼け」で傷んだ海の環境回復や、港湾工事での利用を目指すと伝えています。捨てられる殻を材料に使いながら、海の底に生き物が集まる場所をつくる試みです。同社の後年の資料には、カキ殻をコンクリートに混ぜた多孔質ブロックの設置例が掲載されています。会社の紹介では、設置場所で海藻の繁茂やナマコの確認も示されています。ただし、それだけで広い海域の生態系が回復したとは言えません。この事例が示すのは、工事に使うブロックに、生き物が暮らす場をつくる役割も持たせようとする� ��想です。

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