自然エネルギーによる電力供給 - 2003年2月

自然エネルギーによる電力供給 - 2003年2月

全国にライブホール「Zepp」を展開するホールネットワーク（東京都港区）は、秋田県能代発電所など2カ所の風力発電所から電力を調達し、東京や大阪を含む5カ所のホールで年間240万kWhの電力を供給する計画を発表した。この取り組みは、日本自然エネルギー社の「グリーン電力証書」制度を活用し、再生可能エネルギーの利用を促進する狙いがある。

風力発電の導入は、企業の環境負荷削減の一環として進められ、日本国内のライブ施設では先駆的な試みとなる。能代発電所は日本海沿岸の強風を活用した施設で、今後同様の取り組みが他の企業や自治体にも広がる可能性がある。再生可能エネルギーの利用拡大により、商業施設の環境負荷軽減が進み、自然エネルギーの普及促進が期待されている。