Saturday, February 22, 2025

静かなる侵略―2008年からのコンフィッカーの脅威と8800億円���代償

静かなる侵略―2008年からのコンフィッカーの脅威と8800億円の代償

コンフィッカー(Conficker)は、2008年に発見されたコンピュータウイルスで、Windowsの脆弱性を突き、ネットワークやUSBメモリを経由して静かに広がった。このウイルスは、パスワードの総当たり攻撃や、更新機能の妨害、通信の暗号化による隠蔽など、巧妙な手法を駆使し、対策を困難にした。

2009年までに世界で900万台、日本国内でも20万台以上のコンピュータが感染し、経済損失は8800億円に達した。企業や政府機関、病院、大学などのシステムに深刻な影響を与え、一部の業務が停止する事態も発生した。日本ではJPCERT/CCが注意を呼びかけ、ウイルス対策ソフトの導入やパスワードの強化が推奨された。Microsoftが提供した更新プログラムの適用率は75%に達し、被害の拡大は抑えられたものの、古いシステムでは今も感染の危険が残る。

静かに広がり、世界に爪痕を残したコンフィッカー。過去の教訓を忘れず、次なる脅威に備えることが求められている。

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