Saturday, March 1, 2025

間伐材を活用した封筒の新たな展開 - 2003年1月

間伐材を活用した封筒の新たな展開 - 2003年1月

木材利用推進中央協議会は、森林資源の有効活用と環境負荷低減を目的として、間伐材を活用した封筒の販売を開始しました。
この封筒は、古紙85%と間伐材15%を配合した紙を使用しており、通常の封筒と同等の品質を保持しながら環境負荷を抑えています。
製造はイムラ封筒と山桜が担当し、企業向け販売のほか、官公庁や地方自治体の文書封筒としての利用が期待されています。

間伐材は森林の健全な成長を促すために伐採されますが、利用されないことが多く、その活用が課題とされていました。
今回の取り組みは、間伐材の有効利用を進めることで、森林の整備促進とCO₂削減にも貢献するものと評価されています。
また、封筒の価格は一般の製品と同程度に抑えられており、導入を決定した官公庁や自治体が増えています。
今後は、企業や団体向けの販路拡大を進め、環境負荷の低減を図るとともに、持続可能な森林資源の活用モデルとしての普及が期待されています。

関連情報:
- 間伐材利用促進に関する政府の取り組み
- イムラ封筒株式会社の製品情報
- 株式会社山桜の環境配慮製品

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