木質リサイクルの先駆者—フルハシEPO株式会社の挑戦 - 2025年3月
フルハシEPO株式会社(旧フルハシ工業株式会社)は、木質リサイクルのパイオニアとして、持続可能な社会の実現に向けた多角的な環境事業を展開している。
同社は、解体現場や物流現場から発生する廃棄パレットなどの木質廃棄物を収集し、木材チップに加工・製造。
これらのチップの約20%は紙パルプや木質繊維板の原料として、約80%はバイオマス発電所やボイラーの燃料として活用され、リサイクル率は100%を達成している。
また、同社はバイオマテリアル事業、資源循環事業、環境物流事業の3つの主要事業を展開。
木質リサイクルの枠を超え、バイオマス発電や環境負荷の少ない物流システムの構築にも注力している。
さらに、国内2カ所でバイオマス発電事業に参画し、CO₂排出量削減にも貢献している。
同社の本社は名古屋市中区金山一丁目に位置し、1948年2月に設立。
資本金は15億781万円、従業員数は276名(2024年3月31日時点)。
環境負荷の低減と資源の有効活用を推進し、持続可能な社会の構築に向けた重要なモデルケースとして注目されている。
関連情報:
- フルハシEPO株式会社の木質リサイクル事業
- フルハシEPOのバイオマス発電事業とCO₂削減への貢献
- フルハシEPOの環境物流と資源循環事業の概要
- 企業概要(本社所在地、設立年、資本金、従業員数)
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