水俣病の「これまで」と「これから」
水俣病は1956年に熊本県水俣市で公式に確認された公害病で、チッソ株式会社の工場排水に含まれるメチル水銀が原因だった。1965年には新潟でも発生し、社会問題化した。1970年代には「大気汚染防止法」や「水質汚濁防止法」などが制定され、日本の環境規制が強化された。
2001年には水銀汚染に関する国際会議が水俣市で開催され、2013年に「水俣条約」が採択、2017年に発効。2020年までに水銀を含む製品の製造・輸出入が段階的に禁止された。しかし、途上国では違法な金採掘での水銀使用が続き、特にブラジルのアマゾンでは環境汚染が深刻化している。
日本は水俣病の教訓を活かし、途上国への技術支援を進めているが、世界的な水銀汚染は依然として大きな課題である。国際協力を強化し、水銀削減と環境保護を進めることが求められている。
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