Tuesday, February 18, 2025

SRI(社会的責任投資)の歩みと発展

SRI(社会的責任投資)の歩みと発展

SRI(社会的責任投資)は、環境・社会・ガバナンス(ESG)要因を考慮した投資手法として発展してきた。その起源は19世紀の宗教団体の倫理的投資に遡るが、本格化したのは1970年代。ベトナム戦争への抗議として、米国の年金基金や大学基金が兵器関連企業を排除し、SRIの概念を広めた。1980年代には南アフリカのアパルトヘイト政策への反対運動を契機に、企業の社会的責任が投資判断の要素となった。

2000年代に入ると、SRIは法的枠組みの中でさらに進展。英国では2000年に年金法が改正され、年金基金の投資方針にESG要因の考慮が義務化された。フランスでは2001年に上場企業に対し、社会・環境影響に関する報告書の作成が義務付けられた。日本でもSRIファンドが増加し、企業の非財務情報が投資基準となりつつある。投資家の議決権行使を通じた企業行動の変革も進み、SRIは企業経営と金融市場の重要な要素となっている。

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