内海正顕社長の木炭ビジネスによる環境改善への取り組み - 2000年1月
内海正顕社長が率いる内淘企画株式会社(東京都足立区)は、木材廃棄物を再利用した木炭製造事業を展開しています。特に東京都内の製材工場や建設現場から排出される木くずを活用し、年間約3,000トンの木材廃棄物を回収。これらをリサイクルして木炭に加工し、農業や園芸での土壌改良材として利用されています。また、通常の焼却方法と比較して、二酸化炭素排出量を20%削減する技術を採用しており、環境負荷の軽減に貢献しています。埼玉県三郷市の農家との共同プロジェクトでは、木炭を土壌に混ぜることで作物の成長促進が確認され、農地の二酸化炭素吸収力の向上にもつながっています。内淘企画は、2025年までに木材廃棄物の回収量を5,000トンに増やす目標を掲げ、東京都環境局と連携しリサイクルネットワークを拡大中です。
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